いま、日本人船員がとても少なくなっていることをご存知ですか?
しかも現役船員さんの高齢化も課題となっているんです。

外国と日本を行き来する船を外航船(がいこうせん)、
日本国内を行き来する船を内航船(ないこうせん)と言います。

このうちの内航船において、日本人船員の数が減っているのが問題となっています。
原因はオイルショックやバブル崩壊などの社会背景や、閉じた空間での人間関係、労働条件、インターネットが繋がらないことなど、さまざまな点が挙げられます。
(詳しくはこちらの記事がとても勉強になります→
内航海運の船員確保問題に思う )

内航船は元来、日本国内の物流を支える日本の船で、日本人船員によって運航されていました。
しかし、船員減少が進み、今ではフィリピン人やインドネシア人などに活躍してもらう流れになってきています。

これの何が問題なのかというと、例えば、
国際社会で国家間トラブルが起きたら?
彼らの国が戦争を始めたら?
彼らの国が先進国の仲間入りを果たし日本で働く必要がなくなったら?
日本で大規模な原発事故が起きたら?
など、なんらかの影響で彼らが一斉に帰国してしまう可能性がありますよね。

そのときに大部分を外国人に頼っていたら、日本人だけで自分たちの生活を支えることができなくなります。

困ってから急に日本人船員を増やそうとしても無理です。
スキルのある人がいない状況では後継者を育てるのは難しく、そもそも日本人船員の存在を身近に知らないと、志願する人すら現れなくなるでしょう。

食糧自給率やエネルギー自給率と同じように、国内物流の自給率も確保しておく必要があるのです。

そのためには、今の内航船業界の魅力を高めることが必要不可欠です。

・給料のアップ
・魅力的な船員さんの紹介
・インターネット環境の整備
・船内の快適化
・陸では味わえないおもしろみや利点のアピール

などを図り、船員が憧れの職業であった時代を取り戻していきたいですね!

※TwitterなどのSNSのおかげで、最近は陸と海の接点が生まれています。
その中で生まれた声、7月15日を”ナイコー”→「内航船の日」にしよう!というアイデアが2015年に正式に認められました。
こういった活動によって、徐々に若者に興味を持ってもらえると良いですね。

SHIP for Everyoneも内航船の日を応援しています。

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One Thought on “日本人船員の危機!減少と高齢化”

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