2018年9月3日より、灯台デザインの記念切手が発売されています。
船の航路を導いたり、道路標識の役目をしているのが灯台です。
1868年(明治元年)に日本で初めて西洋技術を用いた灯台が建設されてから今年で150年になります。それまでの日本では、昼は煙をあげ、夜は油を燃やして火を焚き、目印としていました。以降、西洋から灯台が導入され、イギリス人に使いかたを教えてもらいながら学んでいきました。
日本で初めて作られた灯台は、神奈川県三浦半島の観音埼(かんのんざき)灯台で、記念切手の一番みぎのデザインのものです。その後地震で建て替えられたため、新しいバージョンが一番ひだりのものになります。
左から順番に、
- 観音埼灯台(神奈川県)
- 神子元島灯台(静岡県)
- 室戸岬灯台(高知県)
- 部埼灯台(福岡県)
- 【初代】観音埼灯台(神奈川県)
のデザインとなります。
「埼」という字が見慣れないかもしれませんが、この漢字は陸部が水部に突き出した状態の地形を表す漢字なので、海図などでは「崎」よりも「埼」が使われることが多かったようです。
灯台の歴史についてはこちらのサイトに詳しく書かれていました。
『「灯台のことなら」公益社団法人 燈光会』
記念切手は10枚1シートで820円、郵便局窓口で購入できます。
平日どうしても郵便局へ行けない方は、郵便局のネットショップからも購入できますが、購入代金5,000円未満は送料が720円かかります。
※82円切手なので”25g以内 定型内郵便”(封筒など)にご使用いただけます。
※記念切手は販売期限などはなく、郵便局に在庫がある限り購入できるとのことです。
デジタルな時代だからこそ、手書きのおてがみをもらうと心あたたまるものです。お写真などを添えて遠くのご友人やご家族に送ってみませんか。