阪九フェリー「つくし」を利用したので、個人的な視点でのレビューを書きます。
これから乗られる方に少しでも参考になればと思います。
(姉妹船「やまと」のレビューはこちら)
フェリー会社: | 阪九フェリー |
航路: | 新門司(福岡県) → 神戸(兵庫県) |
時間: | 新門司18:40発 → 神戸7:10着(平日ダイヤ) |
船名: | つくし |
部屋プラン: | 2等指定B(4人部屋)車なし ¥7,320 |
評価 | よかった点 | 改善してほしい点 | |
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トータル |
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– 清潔度 |
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– サービス |
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– 食事 |
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– コスパ |
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– ビュー |
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– 乗り心地 |
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以下、詳細等を写真つきで紹介します。
Step1 チケット予約
阪九フェリーのホームページからチケットを予約します。
ネットで事前予約したほうが(繁忙期をのぞいて)20%割引でお得です。
予約後、予約番号が書かれた確認メールが届くので、スマホ画面か予約番号をメモして港へ行きます。
★持って行くとよいもの
- お菓子や飲み物など(あると楽しい、船内は高い)
- お風呂用タオル(船内は有料)
- 衣類や濡れたタオルなどを入れる袋
- 自分に合ったアメニティ(特に女性、船内のは簡易的なものしかない)
Step2 フェリー乗り場へ
※この先、コンビニは見当たりませんので、食べ物や飲み物など持ち込みたい人は予め準備してから出発しましょう
新門司港発なので、まずはJR「小倉」駅(またはJR「門司」駅)まで行きます。
小倉駅新幹線口(北口方面)のバス停に無料シャトルバスが来ますので、それに乗れば(門司駅経由で)ターミナルまで行けます。(約40分)
阪九フェリーターミナルに到着しました。
乗船時間の40分前くらいです。受付にはすでにたくさんの人が並んでいます。
受付スタッフに予約番号を伝えて、券を購入します。
あとは乗船口から乗船するだけです。
ちなみに2階は待合室になっていて、綺麗なトイレと、授乳室、売店などがあります。
Step3 乗船
全体
スロープを渡って、いざ乗船です。
エントランスロビーは大勢の人でにぎわっています。受付で部屋の鍵をもらったら、あとは自由です。
船内配置図です。私たちがアクセスできるのは、5デッキ、6デッキ、7デッキです。
・5デッキ → エントランス、受付、売店、ゲームセンター、喫煙所、トイレ、ロッカー、客室 など
・6デッキ → レストラン、喫煙所、客室 など
・7デッキ → 大浴場、展望広場、客室 など
この日は船内ミニライブが始まりました。生演奏を聴くのは心が満たされますね♪疲れている人もいると思うので、路上ライブ系よりは落ち着いた歌なしの演奏のほうが個人的にはよかったです。
売店
5デッキの売店には、地方のお土産やお菓子、おつまみのほか、阪九フェリーのゆるキャラ「ふねこ」のグッズやオリジナルグッズが販売されています。
小学生が描いたような?、何とも言えないゆるさがカワイイですね(笑)
手作りのパイシューをやたら推していました。
その他設備
マッサージチェア、キッズルーム、ゲームセンターなどがあります。コインロッカーも小さいけれど、100円で利用できます。給湯室ではお湯と冷水器の水が利用できるので、カップラーメンや赤ちゃんのミルク作りなどに便利です。
お部屋
今回は2等指定B(4人部屋)を予約しましたが、なんと自分以外誰もいませんでした。独り占めです!
シングル部屋も4人部屋も同じ値段だからか、大人数でなければ皆さんシングル部屋を予約するようです。レディース4人部屋の場合、特に空きが多そうな気がします。
4人部屋のメリットとデメリットは、
- メリット: 結局1人であることが多い、広々と使える、TV・洗面所・鏡・ソファがついている
- デメリット: 他人と同じ部屋になると気を遣う、貴重品を部屋に置いておけない、子連れ家族が多いため廊下を駆け抜ける子供の足音がうるさい時がある
掛け布団のあたたかさは十分です。
朝方は少し冷えるので、冷え性の方は毛布を余分に借りて寝ましょう。
スマホ中毒者にとって大切なコンセントは枕元の電気の下側にあります!見逃しやすいですが、ちゃんとついてます。
スーツケース置き場がありますが、大きいものだと厚みが入らないかも…。(写真は機内持ち込み最大サイズです)
インターネット
陸に近いときは陸のネットがつながります。
船内Wifiは30分のみの使用が3回まで使用可能で、ときどき途切れますが特に不便はありません。
夕食
大切なのはごはんです!
ごはんは取りたいものをトレーに取って会計する仕組み。
並ぶ前に入口にあるこのレイアウトをよく見て覚えて、何を取るのかを決めましょう。
並んでしまうと、通路がほぼ一方通行のため、悩んだり戻ったりする暇はありません(泣)
←クリックで画像表示
お食事は本当にいろいろな種類が用意されているので、楽しいです。白ごはんはおかわり自由です。
節約するべくお弁当を買って持ち込んで食べている人もいるけれど、レストランはそれはそれで優雅な雰囲気を楽しめますよ。
景色
平日ダイヤ(18:40発)の場合、
00:15ごろに来島海峡大橋を通過
02:20ごろに瀬戸大橋を通過
05:50ごろに明石海峡大橋を通過
なので、時間的に早起きして明石海峡大橋を見るのがよいと思います。
大浴場
大浴場は常に清掃員が掃除してくれていて、通常の銭湯等となんら変わりありません。
(この便の大浴場の時間:乗船~23時、朝6時~下船)
大浴場はシャンプーやドライヤーはありますが、タオルはありませんので持参するか売店で購入します。
シャワーの湯量は多く、水圧はとても強いです!こんなに強い水圧は初めて、というくらい強いです。
★大浴場の設備は、
・リンスインシャンプー
・ボディソープ
・石鹸
・ドライヤー
・冷水器
・コインロッカー(100円玉が必要です、あとで戻ってきます)
のみです。化粧水や乳液など必要なものは持参しましょう。
※別途、女性専用シャワー室、男性専用シャワー室もあります
朝食
朝は霧がかかっていて特に何も見えません。
朝ごはんは和食やカレー、鶏飯など選べます。フェリー独特の朝のしずかな雰囲気がとても好きです。
Step4 下船
トイレが大変混むので、早めに荷物をまとめて下船の準備をします。
とくに女性の場合は、やまとには化粧室がないのでトイレが大混雑します。
下船のアナウンスが鳴ったら、部屋の鍵をスタッフに渡して下船しましょう。
神戸港のターミナルを出ると、バスが待ってくれています。
「アイランド北口」駅まで無料で連れて行ってくれます。約5分です。
おつかれさまでした。
★こちらの記事もどうぞ:『阪九フェリー 子連れ乗船のコツ』
2 Thoughts on “【乗船レポ】阪九フェリー つくし(新門司→神戸)”