名門大洋フェリー「フェリーきたきゅしゅうⅡ」乗船の個人的な視点でのレビューを書きます。
これから乗られる方に少しでも参考になればと思います。

※12月31日(大晦日)の乗船でしたので、通常と違って正月を感じさせる様々なサービスがありました。合わせてご覧ください。

他のフェリーレビュー記事はこちら

【乗船内容】
フェリー会社名門大洋フェリー
航路南港(大阪府) → 新門司港(福岡県)
時間19:50発 → 8:30着(第2便)
船名フェリーきたきゅしゅうⅡ
部屋プランツーリストS/2等洋室(1人部屋)車なし ¥7,750
※通常はトラックドライバー専用の部屋で、繁忙期・多客期のみ一般利用可
【個人的評価まとめ】
評価よかった点改善してほしい点
トータル(4/5)
  • 想像していたよりも広く、新しくてモダンなデザインの船内
  • パブリックスペースに一人でもくつろげる場所が多い
  • 船内やターミナルはバリアフリー、ベビーカー・車いすでも安心
  • 陸のWifiもそこそこ繋がり、船内Wifiも利用可能、スマホ中毒者にも安心
  • 全館暖房でとても暖かかったが、その分部屋の乾燥がひどい
  • 部屋にいるとき館内アナウンスが聞こえにくい
– 清潔度(4/5)
  • 船内はどこも綺麗で、従来の”フェリー”というより”客船”に近い内装
  • シーツや毛布などは清潔に保たれている
  • 大浴場やトイレは清掃が行き届いており綺麗だった
  • 欲を言えば、客室通路ではなく各個室にゴミ箱を置いてほしい
    – サービス(3.5/5)
    • 飲食スタッフのサービスがよかった
    • 正月ならではのお酒・年越しそばサービスがあった
    • イベント情報の事前アナウンスがもっとあってもよかった(館内放送のみでは聞こえにくい)
    • 到着後の無料バスの発車時間が早すぎる
    – 食事(4/5)
    • 朝・晩ともにバイキング形式となっており、好きなものを食べられる
    • おかずを切らさず常に補充されており、デザートやフルーツ、ソフトクリームなどもあった
    • ドリンクバーの種類が豊富
    • 値段が張る割には片付けや席案内などはなく、ほぼセルフサービスである
    – コスパ(4/5)
    • 新幹線の約半額でお得、新門司→門司駅、小倉駅まで無料送迎あり
    • 景色や食事を楽しみながら移動でき、お風呂に入って寝れば朝に到着するため、長時間なのは気にならない
    • お子さまは新鮮な船旅を楽しんでいたので、それだけでも価値はあると感じた
    • 主要都市⇔フェリーターミナルまでの交通費や手間が別途かかる
    • 船内での食事(バイキング)が割高なので、コストを抑えたい方は持ち込むと◎
    – ビュー(3.5/5)
    • 明石海峡大橋の真下をくぐる際の景色が圧巻!
    • 特になし(瀬戸大橋・来島海峡大橋の下は夜中に通過するため時間的に厳しいかも)
    – 乗り心地(4.5/5)
    • 全く酔わなかった。大きな揺れなどは出港時・寄港時含め、ほぼなかった。(天候によるとは思うが)
    • 最下層の客室でも6デッキと高めのため、エンジン振動などを感じにくい
    • 食堂で多少揺れを感じることがあった

    以下、詳細等を写真つきで紹介します。


    Step1 チケット予約

    名門大洋フェリーのホームページからチケットを予約します。
    ネットで事前予約すると20%割引繁忙期でも10%割引となり、お得です。
    予約後、QRコードつきの予約確認書メールが届くので、印刷して持っていくかスマホ画面を表示できるようにしておきます。

    ★持って行くとよいもの

    • お菓子や飲み物など(あると楽しい、船内は高い)
    • お風呂用タオル(船内は有料)
    • 衣類や濡れたタオルなどを入れる袋
    • 自分に合ったアメニティ(特に女性、船内のは簡易的なものしかない)

    Step2 フェリー乗り場へ

    ※フェリーターミナル駅の近くにセブンイレブンがありますが、食べ物や飲み物など持ち込みたい人は予め準備してから出発したほうがよいでしょう。
    南港発なので、まずはOsakaMetro南港ポートタウン線「フェリーターミナル」駅まで行きます。
    「なんば」駅からの場合、OsakaMetro四ツ橋線で「住之江公園」駅まで行き、南港ポートタウン線に乗り換えコスモスクエア行に乗れば着きます。(トータル約30分)
    堺方面からの場合は、南海堺・堺東駅より直通の南海バスも出ています。

    南港フェリーターミナルに到着しました。1階には自転車用のサイクルステーションがありました。
    乗船時間の1時間前くらいです。早く着きすぎたので受付にはまだ全然人が並んでいません。

    スマホか紙でQRコードを表示できる方は、受付に並ばずにそのまま乗船口へ向かうことができます。忘れた方は受付に並び、乗船券を発行してもらいましょう。

    あとは乗船するだけです。

     

    ちなみに2階は待合室になっていて、トイレ、売店などがあります。南港のフェリーターミナルは設備的に古めです。

    Step3 乗船

    全体

    スロープを渡って、いざ乗船です。
    通常は2階待合室の乗船口より乗船します。

    2018年の台風21号で2便目(19:50発)の人道橋の一部が倒壊しており、復旧するまで仮設人道橋からの乗船となっています。フェリーターミナル正面より無料バスで仮設人道橋へ行き、階段で乗船します。車椅子の方は別途サポートしてもらえるようです。(2018年12月現在)
    (↓人道橋、船側から撮影)

    エントランスロビーは正月らしい飾り物があふれ、白い布で何かが隠されています(後に判明します笑)。鍵は部屋に置いてあるため、受付などすることなく直接部屋に向かえばよいです。

     

    船内配置図です。私たちがアクセスできるのは、6デッキ、7デッキ、8デッキです。
     ・6デッキ → エントランス、受付、売店、ゲームセンター、レストラン、喫煙所、大浴場、トイレ、ロッカー、客室 など
     ・7デッキ → 展望広場、喫煙所、トイレ、客室
     ・8デッキ → 喫煙所、客室

    8デッキはスイートルーム、デラックスルームのみとなっており、他の人々が廊下を歩き回ることがないので静かに過ごせそうです。アーティスティックな雰囲気もとても素敵です。


    売店

    6デッキの売店には、地方のお土産やお菓子、おつまみのほか、名門大洋フェリーのオリジナルグッズ、船にまつわるグッズ等が販売されています。

    その他設備

    キッズルーム、ゲームセンター、TVルーム、展望ラウンジなどがあります。コインロッカーの数も多く、貴重品専用ロッカー(無料)もあります。

    お部屋

    今回はツーリストS/2等洋室を予約しました。暖房も効いているので、あたたかさは十分です。かなり乾燥するので濡れタオルを干すなど工夫したほうがよいでしょう。
    スマホ中毒者にとって大切なコンセントは枕元の電気の下側にあります!
    写真のスーツケースは中くらいのサイズですが、なんとか縦にも収まります。ひとり部屋にもTVが設置されており、紅白歌合戦を見ることができました!

    インターネット

    陸に近いときは陸のネットがつながります。
    船内Wifiは30分のみの使用が3回まで使用可能で、ときどき途切れますが特に不便はありません。

    夕食

    大切なのはごはんです!
    ごはんはバイキング形式となっているので、一定料金で取りたいものをお好きなだけ取って食べられます。お値段は少々お高めです。(大人 晩:1,550円、朝&晩セット:2,100円)

    人気のおかずもすぐに補充されていたので、遅い時間に行っても安心だと思います。

    大晦日ならではのサービス!

    この日は大晦日のため、特別に「鏡開き」と「年越しそば」のサービスがありました!

    21:00ごろ
    鏡開きでは、兵庫のお酒 ”白鹿(はくしか)” が無料でふるまわれ、記念の枡(ます)までいただけました。みんなにふるまった後はセルフでおかわり自由です。

    21:40ごろ
    夜には年越しそば(こちらは有料)も準備されています。12/31の便は海の上で新年を迎えることになるため、このようなイベントがあると特別感を味わえて嬉しいですね。※なお、年越しカウントダウンなどは特にありません


    景色

    2便目ダイヤ(19:50発)の場合、
     

    • 21:05ごろに明石海峡大橋を通過
    • 00:30ごろに瀬戸大橋を通過
    • 02:50ごろに来島海峡大橋を通過

    なので、明石海峡大橋・瀬戸大橋あたりは見やすい時間帯です。※夜は展望デッキが暗いうえに滑りやすいので足元に注意しましょう

    ↑瀬戸大橋通過の様子

    大浴場

    大浴場はきれいに清掃されており、通常の銭湯等となんら変わりありません。
    (この便の大浴場の時間:乗船時~24時、朝6時半~下船10分前まで)
    大浴場はシャンプーやドライヤーはありますが、タオルはありませんので持参するか売店で購入します。
    シャワーの水圧は十分強いです。
    男性用・女性用どちらの大浴場にもベビーバスが設置されていますので、小さなお子様も一緒に入れます。

    少々気になった点は、大浴場の配置が各部屋に通じる廊下の入口にあるため、大浴場の前を人がよく通る点です。脱衣所は簡単に見えないようにはなっていても、扉の開け閉めの際は結構気になるものです。女性は気にする人もいるのでは、と思いました。


    ※大浴場以外にも別途シャワー室もあります。

    朝食

    朝ごはんもバイキングです。(大人 朝:750円、朝&晩セット:2,100円)船内の自販機は割高なことが多いので、バイキングにソフトドリンク・コーヒー等が含まれているのはありがたいですね。
    フェリー独特の朝のしずかな雰囲気がとても好きです。

    Step4 下船

    下船時は結構混むので、早めに荷物をまとめて下船の準備をします。
    とくに女性の場合は、化粧室やトイレも大混雑すると思います。
    下船のアナウンスが鳴ったら、鍵は部屋に置いて下船しましょう。
     
    名門大洋フェリー専用の新門司港ターミナルに到着します。ターミナルビルを出ると、無料送迎バスが待ってくれています。※船到着後15分程度で発車(8:45発)してしまうので、これに乗る人は早めに下船しましょう。
    JR「門司」駅まで20分、JR「小倉」駅までさらに15分で着きます。
     
    おつかれさまでした。

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